【可能性の】ユニコールーン【獣】
このデッキ名を流行らしたいと思ってるマサキです、流行らないし流行らせない。
神碑(ルーン)というテーマが魔轟神、というよりユニコールとの相性が良さそうだと思って《神碑の翼フギン》の公開時からずっと考えていました。
1人回しをしていて予想以上に噛み合いが強く、自分の考えをまとめるという意味合いも含めて軽く記事にしました、これ書いてる段階で他の有識者の方々達が既に記事にしていたり、CSで結果出してるので時既に遅し感があまりにも強いですけど。
今の段階だとこんなデッキになってます、画像だけだと検索も難しいという方々もいると思うのでリストも。
【コンセプト】
《神碑の泉》がフィールドにあると手札から神碑速攻魔法を相手のターンでも手札から発動出来るという特徴を活かし、《魔轟神獣ユニコール》で制圧を狙います。
《魔轟神獣ユニコール》はお互いの手札の枚数が同じ枚数だと、相手の発動した効果を無効にして破壊するという永続効果を持っており、手札をほぼ常に揃えるために神碑を活用するというのが今回のデッキの中心となるコンセプトとなります。
各種神碑速攻魔法の制約により、バトルフェイズをスキップすることがほとんどになりますが、相手のデッキを除外という形で削れるので、主な勝ち手段は相手のデッキ切れになります。
【デッキの強み、弱み】
・《神碑の泉》によるドロー枚数が洒落にならない程多く、機能してしまえば《魔轟神獣ユニコール》の効果が「相手の手札が多く調整する余地が全く無い」という事態にならない。
・《増殖するG》を打たれても最小1ドローに抑えてコンセプトとなる《魔轟神獣ユニコール》を出せる、手札損失も《神碑の泉》でフォロー可能。
・《魔轟神獣ユニコール》を活かすための《神碑の泉》を破壊するための相手のアクションを《魔轟神獣ユニコール》で無効化することを狙える、お互いにフォローして支え合うような相互シナジー。
・神碑速攻魔法のエクストラモンスターゾーンにしか出せない制約もシンクロ素材にすることで新たに展開出来る。
・神碑速攻魔法で出せるモンスターのレベルが2〜4でバラけていて、シンクロ召喚のレベル調整で便利。
・後攻での打開策が神碑速攻魔法くらいしかメインに存在しない、特殊召喚効果を使いにくくなるので後手は基本的に苦手。
・《神碑の泉》を活用するためにはある程度の神碑速攻魔法を引く必要がある、誘発を多く積む枠を確保しにくい。
・《神碑の泉》を処理されるとコンセプトが大破する、神碑視点もユニコール視点も共通。
・除外アドバンテージを活用する相手は利用されるパターンが多い。
【各種カード解説】
《魔轟神獣ケルベラル》
《魔轟神獣アバンク》
両者ともレベル2の「魔轟神」名称を持つチューナーです。
《魔轟神獣ケルベラル》は手札から墓地へ捨てられると特殊召喚が出来、《魔轟神獣アバンク》は墓地に存在する時に「魔轟神」モンスターを手札から捨てると特殊召喚出来ます。
《魔轟神獣ケルベラル》は《神碑の翼フギン》の効果のコストで手札から捨てると特殊召喚されて、召喚権を使わずにレベル4のシンクロモンスターをシンクロ召喚することが出来ます。
《魔轟神獣アバンク》は手札に来た場合、基本的に召喚権を使って出すことになりますが、《ルイ・キューピット》を使うプランで展開するとデッキからもう1体の《魔轟神獣アバンク》を手札に回収可能なので、最初にシンクロ召喚に使った墓地のアバンクを使用すると更にシンクロモンスターを展開することが出来ます(《ルイ・キューピット》を使用するパターンは《魔轟神獣ケルベラル》を使用した展開パターンでも使えます)
「魔轟神」チューナーを使う理由としては神碑の展開パターンに噛み合うのも1つありますが、「魔轟神」シンクロモンスターという選択肢が増えるからです、私が魔轟神が好きだからなのが理由の95%以上なのは追求しないで下さい。
初手に1枚は欲しい、無くても《成金ゴブリン》等のドローカードや、《神碑の泉》で引くことを狙えるこの枚数がしっくりくるので、2種を最大値で系6枚です。
その他の「魔轟神」チューナーの候補として《魔轟神レイヴン》や《魔轟神ミーズトージ》も脳裏に浮かんではいましたが、上記2種と比較して役立つ場面が少ないと判断したので外してます。
レイヴンはレベル調整が、ミーズトージは手札にモンスターが多い時に「魔轟神」モンスターを適当にチューナー化して減らすことが出来ますが、前者は手札コストが厳しく、後者はある程度はアバンクでケア可能なので外しました。
《神碑の泉》
情報が公開されてからユニコールと相性良さそう(小並感)って思ってたカード、試してみると予想以上だったのは先程も言った通りです。
①の効果で手札の神碑速攻魔法が《魔轟神獣ユニコール》のための手札調整カードとなり、ユニコール達を展開するために消費した手札も②の効果で補充が可能、少なくとも私にとっては《魔轟神獣ユニコール》のために生まれたカードだと確信しています(大袈裟)
②の効果は名称ターン1が書かれていなく、張り替えるとまたドロー効果が使えます、正気かな?
兎にも角にもこのカードを使えないとユニコールどころの話ではないので、各種ドローカード、《テラ・フォーミング》、《神碑の翼フギン》で引き込みましょう。
《魔轟神獣ユニコール》を活用するためなら、重なってしまったこのカードを手札枚数を合わせる以外の目的が無いのに張り替えるのも日常茶飯事です、このデッキはあくまでも主役は《魔轟神獣ユニコール》なので(神碑の割合が圧倒的であることから目を逸らす)
序盤に重なっても手札が増える、あるいは手札交換程度が可能なら張り替えしてドロー効果を狙うことが多いです。
張り替えをして墓地に落ちても《神碑の牙ゲーリ》で回収可能なので、気楽に張り替えしても問題はあまり発生しません。
《神碑の穂先》
《輝く炎の神碑》
《凍てつく呪いの神碑》
《破壊の神碑》
《まどろみの神碑》
《解呪の神碑》
《黄金の雫の神碑》
《怒れる嵐の神碑》
神碑の速攻魔法、共通効果と固有効果の2種類の効果から選択して発動するカードになり、共通効果は「神碑」モンスターをエクストラモンゾーンに特殊召喚する効果がある、各種固有効果は固有の効果を発揮した後に相手のデッキの上のカードを除外する効果、何よりも《神碑の泉》が自分フィールドにあると相手のターンでも手札から発動出来るのが主な特徴となります。
《神碑の泉》が無い状態なら、これら速攻魔法が共通して持ってる効果で《神碑の翼フギン》や《神碑の牙ゲーリ》を出して手札に加えることが最優先事項となります。
これらの速攻魔法の有無や枚数がデッキが機能するかを大きく左右するので最大値積んでいます、それでも不安に感じたので《成金ゴブリン》等のドローカードも積んで複数枚引くことを狙ってます。
相手の盤面によっては固有効果を打つことが出来ず、《魔轟神獣ユニコール》のための手札枚数調整をするなら共通効果を打たないといけないという場面があったりします。
《魔轟神獣ユニコール》のための手札調整として「神碑」速攻魔法を手札から発動する際、基本的に固有効果の選択でユニコールの効果を適用出来るなら固有効果選択で打つ方が失敗しにくいです、共通効果しか選択することが出来ない「神碑」速攻魔法で手札が溢れると手札枚数の調整が不可能になりやすいので。
それぞれ1ターンに1度しか発動出来ないこと、次のバトルフェイズをスキップすることに注意して下さい、アクシデントの種となってしまうことも。
各種固有効果について
・穂先
デッキから《神碑の穂先》以外の「神碑」カードをデッキから加える効果、除外枚数は1枚。
基本的にこのカードで共通効果を選ぶことは少ないです、《神碑の泉》を含めた状況に応じた「神碑」カードを選択して手札に加えましょう。
先行の初動の時は別の「神碑」速攻魔法で《神碑の翼フギン》を出し、効果で《神碑の泉》を加えて発動してから、このカードで《神碑》カードを加えつつ《神碑の泉》の②の効果によるドローを狙うのがベターかと思います、相手の盤面に何も無い状態で固有効果が使える「神碑」速攻魔法は限られているので(裏目が少ないのは《まどろみの神碑》ぐらい、《黄金の雫の神碑》は相手にドローさせるのが序盤においては厳しめのデメリット)
除外枚数は1枚と最小値ですが、このカードで加えた「神碑」速攻魔法で更に削ることを狙えるので、枚数少ないのはデメリットとしては目立ちません。
・輝く炎
特殊召喚された相手モンスターを破壊する効果、除外枚数は2枚。
モンスターに対しての妨害カードとなります、通常召喚されたモンスターには無力なことが響くのも少なくないですけど。
相手のモンスターに対して発動出来て、展開の妨害を狙えるカードはこれと《凍てつく呪いの神碑》の2種類になります、相手の後攻展開を妨害することを狙う他に、自分が後攻になった時に相手の先行展開を打開する際も役立つことも。
特殊召喚をしないデッキ相手だと固有効果が打てない場合もありますが、共通効果は打てるという点と手札コストにして《神碑の泉》のドロー効果の種として扱える点があるのは忘れずに。
除外枚数は2枚と多くはないのが気になる点、打つタイミングに困ることは少ないけど、デッキ削りの役割としては控えめ。
・凍てつく呪い
相手フィールドの効果モンスターの効果をターン終了時まで無効化する効果、除外枚数は3枚。
これも相手モンスターに対する妨害カードになります、通常召喚されたモンスターに対しても打てるから打ちやすさはこちらが上。
除外枚数が3枚は比較的多め、相手にドロー等のアドバンテージを与えることがなくある程度の枚数デッキを削れるのは魅力的、優勢時にはとりあえずで打って相手のデッキを削りにいくことも多々。
・破壊
相手フィールドの魔法罠を破壊する効果、除外枚数は4枚。
基本的に《サイクロン》感覚で打つことが多いですが、《魔轟神獣ユニコール》の効果を回避するために相手は手札の魔法罠を伏せることが結構あるので、その際に伏せたカードを狙い撃ちすると理想的。
除外枚数は4枚と特定条件下の《怒れる嵐の神碑》を除くと《黄金の雫の神碑》と並んで最大値、「神碑」速攻魔法の固有効果って相手がデッキから特殊召喚する効果等をを持つカードを使った時に相手のデッキを除外すると、出したかったカードを除外出来て理想的な展開をさせないということがたまにあるのですが、それを狙うことも視野に入る枚数だったり。
・まどろみ
モンスター1体にそのターン中1度の破壊耐性と攻撃不可を与える、除外枚数は3枚。
自分のモンスターに打つことについては破壊から守るのは勿論ですが、何よりも先行時に相手の盤面に何も無い時に打てる「神碑」速攻魔法だというのが貴重、《神碑の泉》の②の効果によるドローを速攻魔法の共通効果に頼らず狙えるのがポイント。
《魔轟神獣ユニコール》は攻撃力が高いとは言えず、戦闘によって倒されるのが心配な点なのですが、これによって戦闘破壊から守ったり、相手モンスターに打ってそもそも攻撃させないようにすると防御面で役立つことが多いカードです。
除外枚数は3枚、枚数がやや多いのが嬉しいのは勿論のことですが、盤面にモンスターが存在すれば打てるのでデッキ削りとして打つことが比較的多いです。
・解呪
相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを加えた時に発動出来て、相手の手札をランダムに1枚捨てる効果、除外枚数は2枚。
打つ機会は少なくないと思いますが、捨てさせる手札がランダムなのがネック、妨害としての信頼はしにくくて1番固有効果を使う機会が少ないかも。
相手が《魔轟神獣ユニコール》の効果を避けるために手札を伏せてからデッキからカードを加えるプレイングをした際に発動すると、加えたカードを捨てさせることを狙いやすくはなると思います。
《黄金の雫の神碑》とはコンボになり、ドローさせてからこのカードで手札を1枚捨てさせることも可能、相手のデッキの枚数や手札枚数次第では狙うプランになります。
除外枚数は2枚、あまり多くないのもそうですが、デッキから手札にカードを加えた後に除外しても加えたカードの対策は基本的にこのカードで捨てさせることに成功しない限り別で用意する必要があるので、信頼性はあまり高くないです。
・黄金の雫
相手に1ドローさせる効果、除外枚数は4枚。
除外枚数が多いのは魅力的ですが、相手にドローさせるのは無視しにくいデメリットです。
《魔轟神獣ユニコール》がいるなら自分の手札が多い時に、手札の差を縮めてユニコールの効果を適用させるのを狙えます、《神碑の泉》によるドローが過剰になった時に意識しましょう。
前述の《解呪の神碑》と合わせてドローさせた分を手札を捨てさせて帳消しすることも可能、自分の手札は《神碑の泉》で補充出来るので、相手の動きをコントロール出来たらこの2枚コンボで相手のデッキを積極的に削りに攻めます。
除外枚数が4枚と多いので、これを打つ余裕を作れたら極力打つようにしたいです。
・怒れる嵐
相手のフィールドのカードの枚数分までデッキ削る効果。
「神碑」速攻魔法の中ではこのカードだけ固有効果が相手のデッキを削るだけのカードになります。
基本的に効果量が相手に左右されがちなカードなのですが、相手の盤面に何かしらある状態という緩めの条件で固有効果が打てるカードなので、《魔轟神獣ユニコール》がいる盤面なら手札枚数調整の役割で固有効果が打ちやすいカードになります。
他のカードと違って5枚以上の除外枚数を狙えるカードではありますが、多くの枚数の除外を狙って盤面を処理出来ないでは負けパターンに繋がります、多く除外出来たらラッキーくらいの気持ちで2〜3枚くらいでも気にしないで打つのも視野で。
《成金ゴブリン》
《強欲で貪欲な壺》
《チキンレース》
《テラ・フォーミング》
ドローが出来る魔法枠、「神碑」速攻魔法と《神碑の泉》を引き込むことが最優先だと判断したので、残りの枠にこれらを採用。
《成金ゴブリン》は相手のライフを0にして勝つデッキではないので、相手に1000ライフ回復させるのはほとんどデメリット無いです。
《強欲で貪欲な壺》はデッキから裏側でカードを10枚除外するのがデメリットとして見えますが、《神碑の泉》と《魔轟神獣ユニコール》の盤面と選択肢が豊富な手札が揃えられるなら、デッキのどこを引いても大きな問題に発展することは少ないです、見切り発車で発動して《神碑の泉》が複数枚除外されたは頭を抱えますが。
《チキンレース》は《テラ・フォーミング》の選択肢の1つとして、最終的に《神碑の泉》に張り替えするため、相手に利用されることはまず無いです、残す状態になってるならコンセプトがそもそも破綻してしまってるので、何が何でも《神碑の泉》に張り替えしましょう。
《テラ・フォーミング》は《神碑の翼フギン》の他に《神碑の泉》を手札に加える手段として採用、フギンの手札コストが厳しい状態だと《神碑の泉》は素引きかこれに頼ることになります、《神碑の泉》が確保出来ているなら《チキンレース》を加えて「神碑」速攻魔法や「魔轟神」チューナーを引き込むのを狙いましょう。
《神碑の翼フギン》
主な役割は《神碑の泉》を手札に加えることになります、私はこのカードが公開されてから《魔轟神獣ユニコール》との組み合わせしか考えてませんでした。
《神碑の泉》を確保するという最優先事項をエクストラから特殊召喚した時に発動する①の効果で手札コスト1枚でこなすことが出来ます。
キーカードとなる《神碑の泉》はこのカード本体+《テラ・フォーミング》+このカードを出すことが出来る24枚の「神碑」速攻魔法によって手札に加えることを狙えます、実質28枚体制ってこれまでにあったっけ?
②の効果の他のカードが破壊される時に代わりにこのカードを除外することが出来るのも維持することが重要な《神碑の泉》を守るのに重宝します、相手の破壊効果にチェーンして出して身代わりにする選択肢は基本。
③の効果の破壊された時にエクストラに戻る効果はエクストラの「神碑」モンスターが尽きにくくなったり、壁モンスターとしての役割を持たせるのに便利です、「神碑」速攻魔法で何度も現れて戦闘から何度も何度もプレイヤーのライフを守ってくれることも。
魔轟神視点だとこのカードを出せるカードがとても多くて効果発動のコストが手札を捨てる、レベルが2というのが異常な次元で噛み合っていて、《魔轟神獣ケルベラル》を手札コストに使うと《神碑の泉》を加えた上で召喚権を使わず《魔轟神獣ユニコール》をシンクロ召喚可能だと言うのに感動しましたね。
《神碑の牙ゲーリ》
①の効果で墓地の速攻魔法以外の「神碑」魔法カードを加えることが主な役割、《神碑の泉》しかこのデッキには該当するカードは無いですけど。
《神碑の泉》は破壊されることやフィールド魔法の張り替えによって墓地へ送られてることが珍しくなく、墓地から加える機会は結構多いです。
③の効果で戦闘破壊されると相手のカードを1枚破壊することが可能で、それを嫌って効果での破壊を狙おうにも②の効果によって効果による破壊はされないので、壁モンスターとしての適性も高めです。
レベルが4というのも「魔轟神」チューナーと合わせて《魔轟神アンドレイス》やレベルが6に上昇した《ルイ・キューピット》と合わせてレベル10シンクロに繋げるのに活躍します。
《魔轟神獣ユニコール》
お待たせしました、今回の主役です。
自分と相手の手札の枚数が同じだと相手の発動した効果を無効にして破壊するという永続効果を持っていて、相手の発動したカードにチェーンして自分の手札の枚数を相手に合わせる行動を取ると、相手のカードの効果の解決時にその効果を無効にして破壊します、可能性の獣。
「神碑」というカテゴリ、このカードを出すのに使った手札の補充と手札枚数の調整の選択肢を用意してくれ、チューナー以外のモンスターの準備もバッチリなので、紛うことなき《魔轟神獣ユニコール》のために生まれてきた存在だと言っても過言ではないと信じてます、体感だと《魔獣の懐柔》を活用した「メルフィー」型のユニコールコントロールの54倍は相性良いと思ってる。
これまでの説明で察することが出来ると思いますが、基本的にはこのカードと《神碑の泉》、手札に多数の「神碑」速攻魔法を抱えることを狙って動きます。
相手の破壊効果の矛先になる《神碑の泉》を守れる《魔轟神獣ユニコール》、《魔轟神獣ユニコール》を活かすための《神碑の泉》、紛れもなく相互シナジーを発揮してますね。
2枚入れてるのは1体目が倒された時の保険という意味合いが強いです、ユニコールで勝ちたいという野望の塊。
《ルイ・キューピット》
レベル4シンクロの選択肢、①の効果によるレベル変動効果はより高いレベルのシンクロに繋げるために上昇させるのが基本。
③の効果によるダメージはあってないような効果ですが、守備力が600のモンスターを持ってこれることに注目、なんと《魔轟神獣アバンク》を加えられます。
《魔轟神獣ケルベラル》を初動に使った場合は召喚権が残ってることもあり、《魔轟神獣アバンク》を初動に使ってるならその墓地のアバンクの効果を使うことで更に多くのモンスターを並べることが狙えたり、このカードで加えた《魔轟神獣アバンク》を使わないパターンでも手札の枚数を維持するという選択肢を選ぶことも期待出来ます。
《虹光の宣告者》
レベル4シンクロの選択肢、②の効果によって相手の効果を妨害することが役割。
《魔轟神獣ユニコール》で防ぎきれない状況の保険として他に制圧用のモンスターを展開したい時に出したりします、まぁ大体高いレベルのシンクロに繋げるプランを優先しがちですが、《増殖するG》や《原子生命態ニビル》を意識する場面では特殊召喚回数を抑えるために選択肢として時々。
《魔轟神アンドレイス》
レベル6の「魔轟神」名称のシンクロモンスター、《神碑の牙ゲーリ》と「魔轟神」チューナーでのシンクロ召喚が基本。
①の効果によって選択権は相手に委ねることになりますが、自分の手札が+1されるか相手の手札が−1されるので、ハンドアドバンテージはどちらに転んでも自分が+1枚になります。
こちらが2枚ドロー1枚捨てが選ばれたら《魔轟神獣ケルベラル》を捨てて更に大型のシンクロモンスターに繋げても良し、「神碑」速攻魔法を捨てて《神碑の泉》のドロー枚数を増やすことを狙っても良しです。
②の効果は使うことは少ないですが牽制になることがありますし、《解呪の神碑》によって誘発することもあったりするので、頭の片隅に入れておきましょう。
《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
リソースを大きく稼ぐことが期待出来るレベル8のシンクロモンスター。
①の効果であまり期待値は高くないですが、デッキの上から5枚めくって光属性である「魔轟神」チューナーがめくれたら1枚手札に加えられます。
墓地にカードを送り込めるのは《神碑の泉》で戻す枚数を増やすことが期待出来るので、手札枚数を増やすのに役立ちます。
②の墓地からの特殊召喚効果も光属性は各種「魔轟神」モンスターや《神碑の翼フギン》、闇は《神碑の牙ゲーリ》がコストとして使えるので、レベル10シンクロに繋げる際に使用しましょう。
出すパターンとしてはレベルを6にした《ルイ・キューピット》+《神碑の翼フギン》、《魔轟神アンドレイス》+「魔轟神」チューナーで出します。
《フルール・ド・バロネス》
効果が強力なレベル10のシンクロモンスター、《魔轟神獣ユニコール》よりこのモンスター出した方が強くね?とか言わないで、否定出来ないから泣いちゃう。
②の効果に着目していて、《虹光の宣告者》と同様に《魔轟神獣ユニコール》だけで防げない相手の行動に対しての保険としての意味合いが強めです、まぁ出す難易度が同じならこれ出した方が勝てるのは認めるんだけど、私はユニコールで勝ちたい。
①の破壊効果は相手の盤面を崩すのに使うのが普通ですが、自分の伏せた「神碑」速攻魔法を破壊して《神碑の泉》のドロー枚数を増やす、《魔轟神獣ユニコール》のために増やし過ぎた手札を伏せるスペースを作るために魔法を伏せて破壊することもあります、煽りプレイではないので誤解しないで下さい。
③の効果に関しては②の効果を使った後にこのカードをエクストラに戻して、再度シンクロ召喚するための素材を呼び戻すのが基本ですが、ハンドアドバンテージに追い打ちを仕掛けたいなら《魔轟神アンドレイス》を蘇生させるのを意識します。
《相剣大公ー承影》
効果が強力なレベル10のシンクロモンスターその2、「神碑」との相性も抜群で《魔轟神獣ユニコール》が霞んでしまうとか言わないで、お願いします。
デュエルが進めば①の効果でステータスに大きな影響を与えられて、まず戦闘で処理されることは無くなります。
②の効果破壊の耐性も墓地にはシンクロ素材のモンスターが存在するはずなので、①の効果と合わせると実質戦闘と効果で破壊されないと言っても過言ではなさそう。
③の相手のフィールドと墓地のカードの除外効果は自身の②の効果の適用だけでなく、「神碑」速攻魔法の固有効果でも誘発するので、ほとんどの場合でフリーチェーンの除去として運用出来ます、「神碑」のカードで対応出来ない相手の墓地のカードに影響与えられるのが助かる。
この2種のレベル10のシンクロモンスターはレベル6にした《ルイ・キューピット》+《神碑の牙ゲーリ》、《混沌魔龍 カオス・ルーラー》+「魔轟神」チューナーによってシンクロ召喚することが出来ます。
《沼地のドロゴン》
サイドデッキに《超融合》を採用してるので、マッチ戦をしてないから使用感は不明。
【その他採用候補にしたカード】
《名推理》
《モンスターゲート》
墓地にカードを送りつつ、デッキからモンスターを特殊召喚することを狙えるカード。
「神碑」カードとの相性は抜群に良いのは確かなんですが、《名推理》はメインデッキのモンスターのレベルが2で統一されていて、ギミックが相手にバレている場合やマッチ戦の2戦目以降で思うような結果になることが困難なこと、《モンスターゲート》はエクストラモンスターゾーンの「神碑」モンスターを退かすのに役立ちますが、相手の手札誘発の当て方次第になりますがモンスター1体のリリースが無視出来ないくらいに厳しくなる場面が気になったので、採用を前向きになりにくかったです。
「魔轟神」チューナーとこれらのカードを多数初手に抱えた場合も「神碑」側の展開が難しく、《神碑の泉》のドロー効果までたどり着く展開が出来ればシンクロ召喚に繋げられる確率も高かったので、推理ゲート枠は《成金ゴブリン》等のドローカードに譲ることになりました。
《神碑の誑かし》
《神碑の翼ムニン》
《神碑の誑かし》はデッキ切れ戦術を加速させるカードであり、《神碑の翼ムニン》はそれを手札に加えられる効果を持つカードになります。
《神碑の誑かし》は初動に絡まず、これ1枚だけでは機能しないカードな上に1枚しか置けないので採用する際は1枚で十分なのですが、《神碑の翼ムニン》や《神碑の牙ゲーリ》で加える時以外では引きたくないカードという位置づけになりました。
基本的に1度《魔轟神獣ユニコール》が機能して制圧してしまえば《神碑の誑かし》の有無に関わらず勝つのには問題無かったので、手札事故の要因になる可能性のあるこのカードの採用はあまり前向きにはなれませんでした。
各種ドローカードや《神碑の泉》によってドローしてしまうことも珍しくなく、デッキから1枚だけ採用した《神碑の誑かし》を引いてしまうと《神碑の翼ムニン》の役割がほぼ消えてしまいます。
《神碑の翼ムニン》は《神碑の泉》に対する《コズミック・サイクロン》等の対策にもなれますが、先にフィールドに出す必要があるのがマイナスポイント、ライフ回復効果も必要性としては何も無いよりはマシかなくらい。
速度重視だったり60枚デッキに対する意識を強めるなら候補に再び挙がるかもしれません。
【プレイする上で意識する点】
・主に初動での話、「神碑」速攻魔法の共通効果で《神碑の翼フギン》を出す場合、《成金ゴブリン》等のドローカードが無い場合は基本的にスタンバイフェイズに出します、《エフェクト・ヴェーラー》のケア。
・「神碑」速攻魔法の共通効果に対して《増殖するG》を打たれた場合、それに対して更にチェーンして「神碑」速攻魔法の共通効果で「神碑」モンスターを特殊召喚します、《増殖するG》のドロー枚数を抑えて《魔轟神獣ユニコール》に繋げる努力を。
・↑の補足、これらの一連のチェーンの解決後、《神碑の翼フギン》の効果のコストで「神碑」速攻魔法を捨てて《神碑の泉》を加えて発動、《神碑の穂先》か《まどろみの神碑》を使うと墓地には「神碑」速攻魔法が少なくとも4枚あるので、3枚戻して3枚ドロー、「魔轟神」チューナーを通常召喚して《魔轟神獣ユニコール》をシンクロ召喚、相手の《増殖するG》が適用されて1枚ドローされますがそこでストップしてターンを終了、手札は少なくとも3枚ある状態にします。
・↑の補足は続きます、相手のスタンバイフェイズまでに「神碑」速攻魔法を共通効果で発動、《神碑の翼フギン》を特殊召喚して、フギンの効果をコスト「神碑」速攻魔法にしてチェーン1、《神碑の泉》をチェーン2にして3枚選択、そうすると手札は《神碑の泉》のドローと《神碑の翼フギン》の回収効果で5枚まで回復するので、その後は《神碑の泉》と《魔轟神獣ユニコール》を活かして相手との読み合いまで持っていけます。
・《神碑の穂先》は固有効果を使っても効果解決後の手札枚数は変化しないので、《魔轟神獣ユニコール》のための奇襲カードとして運用するなら伏せておいて、相手の行動に対してチェーンして発動し、自分の手札を+1枚に変動させる選択肢もある。
後半眠くなって手抜きになってきたので一旦終了、何かあったらTwitterで呟くと思います。
大会出るようにしたいと思っていた矢先に魔轟神入りの神碑でCS出場した方がいて、嬉しかったり参考になったと思った反面、先を越されたという感覚に陥って慌ててますが、マトモにショップ大会すら出てないのでまずは慣れることから再び始めるべきだよなぁ。
《魔轟神獣ユニコール》を主役の座から降ろさせないことを目標に掲げて頑張る、《フルール・ド・バロネス》や《相剣大公ー承影》に奪われないか怯えているし、そもそも主役は「神碑」だろって言われても何も反論出来ないから、せめて自分はこのデッキは《魔轟神獣ユニコール》が主役だと信じていこう。
【ユニコールーン】という呼び方が誰かの頭の片隅にでも響いてくれますように。